補足

かなり冗談ぽく書きましたが、結構大真面目にみていくと色々ヒントがありますし、誤解も生まれやすく、啓蒙系やらスピリチュアル系(特に引き寄せ系)の書籍やらでも見かける話しだし、今回は体験を通して推測の域を出ないのことで、正解であるとは言わないので、参考になるように、よい点悪い点を洗ってみる予定。

少なくともドパミンオキシトシンセロトニンについては幸せホルモンと呼ばれる3種類でもあり、3大神経伝達物質だとオキシトシンをのぞいてノルアドレナリンとなる。

脳内伝達物質でもあるが、脳内ですら標的によって効能は違い、まして体内のホルモンとしては脳との間に血液脳関門(BBB)といい超えることはないのと、標的臓器(細胞)も違う事がポイントとなり、それだけ多彩な効能(時には症状)として出ると思われるのであくまでも私が知っている範囲のこととの関係性を解いていくのが目標ってところです。

やる気なし

一部のかたには話しましたが、ニコチン断ちをしています。タバコをやめたと書かないのは、いわゆる電子タバコ(ベイプ、ニコチンのないやつですね)はやめていないのと、相変わらず「タバコは好き」のまんまだからで、また、それまで吸っていた紙巻きタバコは目の前に置いたままだったりしてます。あったことある方は知っていると思いますが、ZIPPOが好きでここ数年銀むくライターを愛用しています。今は持ち歩かないので引き出しに入ってますが、タバコの方は実は持ち歩いていたりします。周りで吸っている方がいても「うまそー(喜)」と思うだけで、吸うことはほぼないですし、それよりも仕事で疲れ切ってくるとほしくなることの方が多いかなぁと、あと、こういうの書いているときは癖で欲しくなりますね。ブログやめていい?(笑)。まぁ、鞄開けて取り出せばいつでも戻れますがね。

ただ現実として、気持ちを紛らわしたり、気付けにしたり、気分転換の方法がないので、「お・仕・事、や・る・気・な・し?」「ス キ ニ ス レ バ ー?」と切り替えができなくなりましたかねぇ。他にも色々あるのでそのうちあげていこうと思います、結構重要な気づきも含まれているので。

半年たってみますと、色々発見できて面白いですね。

まずお話しした方の反応を見ると「禁煙頑張ってください!」と。「肺によくない」とか「健康のために」とかよく聞くんですが、私的にはそのあたりはどうでもいいんです。

まぁ、「コロナ禍」というのは全く関係なかったと言えば嘘になりますが、引き金にもなっておらず、実は「無駄なことだよな~ぁ」と思って、ここ数年計画的に10mgから2年後に5mg、結婚してから1mgに挑戦し加熱式タバコと両刀でタバコ呑んでいました。みんなのサンガに入ることには実は1mgでして、静恵先生のお母様に禁煙を止めてしまうなど(笑)、よくありがちな状態です。嫌煙禁煙の方々とは違い、ニコチン&タバコ大好きのニコチン断ちですから、目の前で吸われていても副流煙で「いい香り~♩(喜)」以外なんとも、「今一緒に吸いたいな」というのは全くないんですね。何度も言いますが鞄にセットが入ってますのでいつでも吸えますから。

よくいう、「バッサリ目の前から捨てて覚悟を決めないとダメだ、禁煙なんてできるわけない」は私には通用しません(笑)。

期待裏切ってすみません、健康とかどうでもいいですし(私のハニーの喘息は心配だけど)私自身はしがみつく気にはなれず・・・痛いの苦しいのを何とかしたといと思っても健康がどうのってのはイマイチ、現世で働かされ続けるのなら「労働者の友」としてタバコを選んできたわけで、捨てられない方々の気持ちがとても分かります。

そもそも目的が違うんです。寝起きに一服するわけですが、その際の感情を観察してみると、「タバコを吸う」という行動が習慣なのであって癖なのだと気がついていました。経験談を探していたりはしていたんで、このタイプは「やめられそうだな?!これ」と確信してました。ただそれも引き金ではありません。本当の目的はアーナパーナ瞑想に関係していたこと、コレが最大の理由です。

それが実は「ニコチン依存のメカニズム」でチラリと出ている”ニコチンによって分泌される神経伝達物質”にヒントがあります。

  • ドパミン … び、食欲抑制
  • ノルエピネフリン … 興奮、食欲抑制
  • アセチルコリン … 興奮、認知力向上
  • バゾプレッシン … 記憶力改善
  • セロトニン … 気分の変化、食欲抑制
  • βエンドルフィン … 不安と緊張の緩和

アーナパーナ瞑想で第2組(禅定)の最初は「を吐き、を吸う」わけですが・・・”『私は喜を感受して出息しよう』と修練し、『私は喜を感受して入息しよう』と修練します。”の「喜(पीति pīti)の感受」とは自律神経や感情などで誘導しながらドパミンを出させるようにしむけるワケです。タバコで得られるドパミンと瞑想で得られるドパミンは体が作り出したもので、全く同じです。

同様に「楽(सुख sukha)の感受」はむしろ愛のスキンシップで得られる脳内伝達物質でオキシトシンではないかと私は思っています。多分「妙適」とかチベット密教の「ティクレ(滴)」なんかも関係していて、真面目な話し射精するとかなりの量のオキシトシンが分泌されるわけです。つまり後のヘロヘロパタリとなる際の感覚「楽(सुख sukha)」があるんで、寝てしまうことになるわけです。女性の方がコレはお体に関係しているホルモンでもありますから症状が強く出るのかもしれませんが、子供を産むときに子宮を収縮させるのはオキシトシンの働きのようです。私は男性なのその感覚分からないはずなのですが・・・下腹部でキュッとなるんですよね。両性具有じゃないはずなんですが、体の記憶でもあるのか定かではありません。

この二つのホルモンは「セロトニン」にとても関係しています。アーナパーナ瞑想でも実は「私は心を満足させて出息・入息しよう」、「心を喜ばせること(अभिप्पमोदयआ चित्तआ abhippamodayaā cittaā)」に関係しています。サーマディに入っていくときサマーヒトー(समाहितो samāhito(安定))と関係があるのはセロトニンで精神の安定にとても関係がある脳内伝達物質だと思えます。なぜならセロトニンは強い暴走の側面を持つドパミンを抑制する脳内物質で、オキシトシンはこのセロトニンの分泌を促進させます。そしてリラックス状態が生まれるとα波が出ますが、このセロトニンと関わりながら「眠り」にも関係しているわけで、瞑想に深い関係があることになりと思います。

さて、瞑想でドパミンがどぱどぱなのか、ニコチン依存から脱しているようで、それを証明しようと実験を行ったら大成功だったわけです。ただ失敗もしてます、半年たってもまだ「眠い!」よ(笑)。ニコチン断ち初期には脳内伝達物質と「喜・楽・満」が関係していることは確立していた理論ですが、細かなところが怪しくあくまでもZeR0の説ということでご了承ください。

でも悲しい現実も分かるはずです。あなたの感情すら「モノ」でしかないんだということです。高次なシステムだと思われても、物質で実現されていたとなると、あぁなんかもう、すべてにありがとうの感謝と、すべてが愛おしく、すべてが素晴らしいということが確信できると思います。

さて「無我」が完成したら末那識の「我見」「我痴」「我愛」「我慢」はどうなるのでしょうか、「煩悩即菩提」に変わるんでしょうか。まだまだ私には分かりませんが、少なくとも汚れの減った末那識で見方が変わります。それは、「煩悩即菩提」の意味もやれ禁欲だ戒律だの以前に「喜・楽・満」が「煩悩」「欲」に関係した鍵で「慾触愛慢」に切っても切れないからこそ、これらの”鍵”をもつ欲する心、「慾」が前提になっていることがよく分かります。慾金剛菩薩、触金剛菩薩、愛金剛菩薩、慢金剛菩薩が理趣経に説かれるわけですね。末那識の汚れを取るなんてのはまだまだずっと先のことですが。。。現代生理学が瞑想につながってしまうのは結構面白いです。今回はさわりだけにしておきますがすでに奥義です(苦笑)まだ修行の浅い私にはそもそも論な気がしますので。

ちなみに今後上記の内容やアーナパーナ瞑想に関しては、『呼吸によるマインドフルネス 瞑想初心者のためのアーナーパーナサティ実践マニュアル | ブッダダーサ比丘, サンティカロー比丘[英語版タイ語翻訳], ラリー・ローゼンバーグ, 浦崎雅代, 星飛雄馬』こちらが私のバイブルで「空」の思想を否定していない唯一の上座部仏教の実践編だと思います。今後書く内容も一般的なアーナパーナと違う点がチラチラありますのでご了承の程を。ちなみに上記の本は別訳:「観息正念」/三橋ヴィプラティッサ比丘訳がありまして、暇があったら読み比べしてみたいところですが、最近坐る時間までなくなってどうにもならない感じです。ぼちぼち続けていきます。

どうぞお大事に

先週から体調を崩してしまい、先週の中頃には熱発、腹痛と下痢で苦しむ羽目となりました。まぁ、よくあること(?)なので一々報告はしないのが普通なところだったのですが、令和のコロナ禍、みんな苦しんでるよなぁと自分に降りかかってきて改めて思ったのでした。今回は色々あってまだ熱下痢腹痛は続いているわけで一応PCR検査とかもうけて陰性で一安心、ぼちぼちです。

『調子悪ければ(ひどいときは病院行って薬飲んで)寝れば治る』という人なので、この所結構前もって体調観ていた(ごまかし誤魔化し使っていた(笑)ともいう)のですが、発熱してしまうとどうもこうも誤魔化ししきれなくなった感じでして・・・。何がどうってのは今は至る所で体温測っているわけで、普段押さえ込んでいる(というか大体把握できるので、まさに、「誤魔化し」つつ)のですが、発熱時は表面化してきてしまうのでどうしようもなく、結局、仕事を休まざるえず。本来的には当たり前なんですが当たり前じゃない業界でして、まさに”自己責任”を押しつけるようなおかしな業界でして、そんな象徴として前の職場は熱発で休んだら「明日から来なくていいから」とか平気で”あるある”即日解雇なんて当たり前なので、我が家のハニーは心配してしまいの。。。家でも休めなくなり結構追い込まれていたので吐き出しつつ書いてます。

東京は500人を超える勢いで毎日のように「コロナ感染者数」に一喜一憂しているわけですが、都下でも医療崩壊の波といいますか守備に入ってますので、熱発すると受診ができなくなります。個人的には体調不良なら解熱剤飲んで誤魔化しつつ仕事行っちゃうんですが、感染による(確定できるかどうかが問題)熱などは・・・、特にSARS-Covー2(COVID19、コロナ)関係の報道みると、サイトカインストームが起きる可能性がちらほら散見しますし、下手な解熱薬を使うと厄介になるという報道や、現実として、コロナ感染の判定(いわゆる「PCR検査」)が医師に託されており、その医師との面談が発熱を理由にできず(発熱外来をしている病院は限られていますね、今)、逆に発熱の状況を把握しつつとなるとコントロールしちゃいけないのであまり解熱剤使えず(苦笑)。

悪い条件が重なって、病院も行けない、熱も下げる薬は使えない、けれど腹痛下痢はひどい、熱発してつらいけどゆっくり休むこともできず、まさに間を縫ったような状況に更に病院も行けない、負のスパイラルに陥りました(苦笑)。

コロナ禍、色々、書きたいこともありますけれど世の中色々”つんで”しまって(といってもそれを感じるのはここ十数年)泥縄からはい出そうとしているときに、このSARS-Covー2(COVID19)の流行でしょう?、マスク、消毒アルコール、薬用石けん、うがい薬が店頭から消えたのだって、もともと資本経済がどうみても”つんで”いて、震災で表面化してごまかし誤魔化ししていたけれど、パンデミックで安いところに受注していて自力生産できなくなっていたのに資金(お国の補助ね)が流入しても、肝心のパック・入れ物や原料ひいては製品そのもの・いずれかでも輸入が止まっていれば当然のこと流通しないわけで大量につぎ込まれた資金は国内のはずなのに実は海外だったり(邪推)と、国内の企業はガタガタ(少し一掃されてしまった方がいいと個人的には思うけど)。一見安定して供給されるようになった?一見するとあふれて潤沢に見えるようになっていますが、いやいや結構パッケージ変えて別の製品のような顔して新製品になっていたりするのもあって、ぶっちゃけ材料や一部を変更や調達の代替えルートにしたりで変えざる得なかったんじゃないかと、邪推してますよ。上のマスクを初めてとした物品だけでなくて例えば洗濯洗剤なんかここ数年入れ替わりしてましたけど、コロナ禍でパッケージ変更(新製品へ変更含む)過剰になっているようにも、水面下色々ありそうな気がします。「替(買)えるだけまだマシ」なのかもです。

思いっきり脱線がてら毒吐きもさせてもらいましたが、まだまだ私なんて幸せな方でして、今の実現されている目の前の幸せというのを変わらず実現させたいとなると色々我慢も必要だからだで、全部ひっくるめて「あぁ苦痛の元集めてるの自分じゃん(識)、あぁ本当に思い通りにならない身体(色)だよなぁ(無常)、あぁ色々まわりに助けられてやっとこなんじゃん(無我)」とそのまんま眺めているのも本音です。最後は一人消えていくことも覚悟させられますよね。しがみついたって私の自由になるものなんて一つもないこと認識するには十分でした。こんなくだらないことで追い込まれるとは、巷の行き詰まり感も半端じゃないわけで、どうか自らを絶ったりとか考えずに、図太く生きましょうやと思う日々でした。