ケンポ・ソダジ師による解説:『仏説大乗荘厳宝王経』第07課
「その時、観自在菩薩摩訶薩は、大力阿修羅王に言いました:
『私は今、祇樹林園へ行こうと思います。今日はその場所で大衆が集まる会合があります。』
その時、観自在菩薩は無数のさまざまな色の光明を放ちました。それは、青色の光明、黄色の光明、赤色の光明、白色の光明、玻璃のような光明、金色の光明などであり、このような光明が毘舎浮(※7)如来の前に向かって行きました。その時、天、龍、薬叉、羅刹娑、緊那羅(※24)、摩睺羅伽(※20)および人々がすべて集まりました。また、無数の菩薩摩訶薩もすべて集まりました。
その時、衆中に虚空蔵菩薩という名の菩薩がいて、座から立ち上がり、衣服を整え、右肩を露わにし、右膝を地につけ、恭敬の念を込めて合掌し、仏に向かって申し上げました:
「世尊よ、今この光明はどこから来たのでしょうか?」
仏は答えました:
「善男子よ、この光明は、観自在菩薩が大力阿修羅王の宮殿で放ったものであり、ここに至ったのです。」
その時、虚空蔵菩薩は世尊に申し上げました:
「私はどのような方便で、観自在菩薩を見ることができるでしょうか?」
仏は答えました:
「善男子よ、その菩薩もまたここに来るでしょう。」
観自在菩薩が大力阿修羅王の宮殿を出る時、祇陀林園には突然、天の妙華樹や天の劫波樹が現れました。また、無数の天人がさまざまな美しい色で装飾され、上には百種類の真珠の瓔珞が懸かり、さらに天界最高の衣(※58)やその他のさまざまな衣服が懸かっていました。樹の幹や枝は深紅の色で、金銀の葉が輝いていました。また、無数の微妙な香樹や優れた花樹があり、無数の宝池には百千の色とりどりの美しい花が満ちていました。このように現れた時、虚空蔵菩薩は世尊に申し上げました:
「その観自在菩薩は、今どうしてまだ来られないのでしょうか?」
仏は告げました:
「善男子よ、観自在菩薩は、大力阿修羅王の宮殿を出た後、ある場所に至ります。その場所は『黒暗』と呼ばれ、人が行くことのできないところです。善男子よ、その黒暗の場所には、日や月の光が届きません。しかし、『随願』という如意宝があり、常に光明を放って照らしています。そこには無数の薬叉たちが住んでおり、彼らは観自在菩薩がその場所に入るのを見て、心から喜び、踊りながら駆け寄り、観自在菩薩を迎えました。彼らは頭を地面につけて礼拝し、こう尋ねました:
『菩薩様、今お疲れではありませんか?しばらくこの黒暗の地には来られませんでしたね。』
観自在菩薩は言いました:
『私は諸々の有情を救うために来ました。』
その時、薬叉たちと羅刹たちは、天の金や宝でできた師子座を用意し、菩薩に座るように請いました。そして、菩薩は彼らに法を説きました:
『汝たちはよく聞きなさい。大乗経典には《大乗荘厳宝王経》という名の経があります。この経の中の四句偈を聞いて、それを受け持ち、読誦し、その意味を理解し、常に思惟する者は、その福徳は限りないものです。善男子よ、私がその微細な塵の数を数えることができたとしても、この経の四句偈を受け持つ者が得る福徳の数を数えることはできません。善男子よ、たとえ大海のすべての水を一滴ずつ数えることができたとしても、この経の四句偈を受け持つ者が得る福徳の数を数えることはできません。もし十二の恒河沙の如来たちが、十二劫の間、一つの場所に集まり、常に衣服、飲食、寝具、薬、その他の供養を施し続けても、その福徳の数は説き尽くすことができません。そのような福徳の数は、私がこの黒暗の地で説くことができないほどのものです。善男子よ、さらに四大洲の人々がそれぞれの住居を精舎に改造し、天の金や宝で千の仏塔を造り、それを一日にしてすべて成就させたとしても、その供養で得られる福徳は、この経の四句偈を受け持つことで得られる福徳に及びません。善男子よ、五大河が大海に流れ込むように、この経の四句偈を持つ者が得る福徳は、流れ続けて尽きることがありません。』
その時、薬叉と羅刹たちは、観自在菩薩に言いました:
「もし有情がこの大乗経を筆写するならば、その福徳はどれほどでしょうか?」
「善男子よ、その福徳は限りがありません。もし人がこの経を筆写するならば、それは八万四千の法蔵を書き写すことと同じです。その者は、四大洲を統治する転輪聖王となり、威徳を持ち、自由自在に行動し、美しい容貌を持ち、千人の子供たちに囲まれ、すべての敵が自然と服従します。もし誰かが常にこの経の名号を念じ続けるならば、その者は速やかに輪廻の苦しみから解脱し、老死、憂悲、苦悩から遠ざかります。その者は次に生まれる場所で過去の記憶を持ち続け、身体は常に牛頭栴檀の香りを放ち、口からは青い蓮華の香りが漂い、身体の相は円満であり、大きな勢力を持つでしょう。」
この法を説いた時、薬叉や羅刹の中には預流果を得た者もいれば、一来果を得た者もいました。彼らはこのように言いました:
「どうか菩薩様、ここに留まって、他の場所へは行かないでください。私は今、この黒暗の地に天の金や宝で仏塔を造り、さらに金や宝で経行の場所を造ります。」
その時、観自在菩薩摩訶薩は言いました:
「私は無数の有情を救い、すべてが菩提道を得るように導くために、他の場所へ行かなければなりません。」
その時、薬叉や羅刹たちはみな頭を下げ、手で顔を支えながら、考え、思いました:
「今、観自在菩薩摩訶薩がここを去るならば、後に誰が私たちに微妙な法を説いてくれるのだろうか?」
観自在菩薩摩訶薩はその場を去り、薬叉や羅刹たちはみな従って送りました。観自在菩薩摩訶薩は言いました:
「あなたたちはここまで来たが、もう自分の住んでいる場所に戻りなさい。」
その時、薬叉や羅刹たちは頭を地面に着け、観自在菩薩摩訶薩の足を礼拝し、その後、自分たちの住処に戻りました。
「その時、観自在菩薩摩訶薩は、火焔のように虚空に上昇し、天宮へと向かい、そこにバラモンの姿を現しました。天衆の中に『妙厳耳』という名の天子がいて、常に貧しさと苦しみを受けていました。その時、観自在菩薩がバラモンの姿を現し、その天子のもとに赴き、こう言いました:
「私は飢えと渇きに苦しんでいる。」
その時、天子は涙を流しながらバラモンに告げました:
「私は今、貧しくて何も奉げるものがありません。」
バラモンは言いました:
「私は食物を必要としている、せめて少しでも分け与えてほしい。」
そこで、その天子は宮殿に戻り、持っているものを探しましたが、突然、数々の大きな宝器が見つかり、その中には異なる宝物が満たされていました。さらに、宝器には上等な飲食物がいっぱいに盛られ、また上妙な衣服も宮中に満ちていました。その時、天子は心の中で考えました:
「今、この門の外にいるバラモンは、確かに不可思議な存在であり、私にこのような素晴らしい福徳をもたらしてくれたのだ!」
そして、その天子は大バラモンを宮殿に招き入れ、天の宝物と天上の上味の飲食物を捧げて供養しました。バラモンは供養を受けた後、呪文を唱えて天子の長寿と安楽を願いました。その時、天子はバラモンに尋ねました:
「賢者はどこから来られたのですか?」
バラモンは答えました:
「私は祇陀林大精舎から来ました。」
天子はさらに尋ねました:
「その場所はどのような所ですか?」
バラモンは言いました:
「その祇陀林の精舎には、清浄な土地があり、天の摩尼宝で荘厳された劫樹が生えており、また様々な摩尼宝が心地よく現れ、様々な宝池が見られます。また、その場所には戒徳を持ち、大いなる智慧を持つ無数の大衆が現れ、そこには『毘舎浮(※7)如来』という仏がおられます。そこは聖なる天の住む地であり、様々な変化が現れるのです。」
その時、天子は言いました:
「賢者、どうか誠実にお話しください。あなたは天人なのですか、人間なのですか?賢者よ、なぜこのような瑞祥が現れたのですか?」
バラモンは答えました:
「私は天人でもなく、人間でもありません。私は菩薩であり、一切の有情を救い、大菩提道を見せるために来たのです。」
天子はこの話を聞いて、天の妙宝の冠と装飾品で身を飾り、バラモンに供養を捧げ、次の偈を唱えました:
私は功徳の地に出会い 諸々の罪垢を遠離した
今最勝の田に種を蒔き すぐにその果報は現れる
「その時、天子が偈を唱えると、そのバラモンは教え導いて化度を終え、天宮を出て即座にランカー国(※8)へ向かいました。到着すると、羅刹女たちの前に立ちました。その姿は端正で美しく、非常に珍しい色彩を持っていました。羅刹女たちはその容姿を見て欲望を抱き、欣慕の気持ちが湧きました。そして、一歩近づいて彼に告げました:
『私は童女であり、まだ嫁いだことがありません。どうか私の夫となってください。ここに来たからには他の場所に行かないでください!主がいない者には主が必要であり、暗い部屋には明かりが必要なように、私はあなたを必要としています。ここには飲食物や衣服が豊富にあり、快適な果樹園や心地よい水池もあります。』
バラモンは羅刹女に言いました:
『まずは私の話を聞いてください。』
羅刹女は答えました:
『もちろん、どうぞお話ください。』
バラモンは言いました:
『私は今、八正道の教えと四聖諦の法をあなたに説きます。』
その時、羅刹女たちはこの法を聞いて、それぞれが果を得ました。ある者は預流果を得、またある者は一来果を得ました。彼女たちは貪り、怒り、無知という苦しみから解放され、悪しき心を抱かず、殺生の意図を持たず、法を楽しみ、戒を守ることを喜びとしました。そして言いました:
『私は今からはもう殺生をせず、南贍部洲の戒を守る人々のように、清らかな食事を摂り、このように生きていきます。』
こうして、羅刹女たちは悪業を行わず、学びを守って生きることを決意しました。」
「観自在菩薩摩訶薩はランカー国を出発し、ヴァーラーナシ(※9)の大都市の穢れた場所に向かいました。そこには無数の虫や蛆が住み着いていました。観自在菩薩はそれらの有情(生きとし生けるもの)を救済するために、蜂の形を現し、そこに向かいました。そして、その口から声を発しました:
『नमो बुद्धाय(※62)』
その声を聞いた虫たちは、同じように称念し始めました。この力によって、彼らの身見(自己への執着)は山のように大きかったにもかかわらず、金剛の智杵(智慧の武器)によってすべて打ち砕かれ、彼らは極楽世界に往生しました。彼らは皆、妙香口という名の菩薩となりました。」
《以下漢文》
”時、觀自在菩薩摩訶薩、告大力阿蘇囉王言:
’我今欲往祇樹林園、彼於今日大衆集會。’
是時觀自在菩薩、放無數雜色光明、所謂青色光明黄色光明、紅色光明、白色光明、玻胝迦色光明、金色光明等、如是光明往尾舍浮如來前。時有天、龍、藥叉、囉刹、娑緊那囉、摩護囉誐并諸人等悉皆集會、復有無數菩薩摩訶薩亦皆集會。
於是衆中有一菩薩名虚空藏、從坐而起、整衣服、偏袒右肩、右膝著地、恭敬合掌向佛、而白佛言:
’世尊、今此光明爲從何來?’
佛告:
’善男子、今此光明、是觀自在菩薩在大力阿蘇囉王宮中、放斯光明而來至此。’
時虚空藏菩薩白世尊言:
’我今以何方便而能見彼觀自在菩薩?’
佛告:
’善男子、彼菩薩亦當來此。’
觀自在菩薩出大力阿蘇囉王宮時、祇陀林園忽然而有天妙華樹、天劫波樹、而有無數諸天鮮妙雜色莊嚴、上懸百種眞珠瓔珞、又懸憍尸迦衣及餘種種衣服、樹身枝條其色深紅、金銀爲葉。復有無數微妙香樹殊妙華樹、無數寶池有百千萬雜色妙華充滿其中。出現如是時、虚空藏菩薩白世尊言:
’彼觀自在菩薩、於今何故而未來耶?’
”佛告:
’善男子、彼觀自在菩薩、從大力阿蘇囉王宮出已、而有一處名曰黒暗無人能到、善男子彼黒暗處日月光明之所不照、有如意寶名曰隨願、而於恒時發光明照、彼有無數百千萬藥叉止住其中、於時見觀自在菩薩入於其中、心懷歡喜踴躍奔馳、而來迎逆觀自在菩薩、頭面禮足而問訊言:
”菩薩于今無疲勞耶?久不來此黒暗之地。”
觀自在菩薩言:
”我爲救度諸有情故。”
時彼藥叉、羅刹、以天金寶師子之座而請就坐、於是菩薩爲彼藥叉羅刹説法:
”汝當諦聽有大乘經、名莊嚴寶王、若有得聞一四句偈、而能受持讀誦、解説其義、心常思惟、所獲福徳無有限量、善男子所有微塵、我能數其如是數量。善男子、若有於此大乘莊嚴寶王經、而能受持一四句偈、所獲福徳而我不能數其數量。若以大海所有之水、我能數其一一滴數、若於此經有能受持一四句偈、所獲福徳而我不能數其數量。假使十二殑伽河沙數如來應正等覺、經十二劫倶在一處、恒以衣服、飮食、臥具、湯藥、及餘資具奉施供養如是諸佛、而亦不能説盡;如是福徳數量、非唯於我在黒暗處説不能盡。善男子、又如四大洲人、各各以自所居舍宅造立精舍、而於其中以天金寶造千窣堵波、而於一日悉皆成就、種種供養所獲福徳、不如於此經中、而能受持一四句偈所獲福徳。善男子、如五大河入於大海、如是流行無有窮盡、若有能持此大乘經四句偈者、所獲福徳流行亦復無盡。”
時彼藥叉、羅刹、白觀自在菩薩言:
”若有有情而能書寫此大乘經、所獲福徳其量云何”
”善男子、所獲福徳無有邊際、若人有能書寫此經、則同書寫八萬四千法藏而無有異、是人當得轉輪聖王、統四大洲威徳自在、面貌端嚴千子圍遶、一切他敵自然臣伏、若有人能常時但念此經名號、是人速得解脱輪迴之苦、遠離老死憂悲苦惱、是人於後所生之處能憶宿命、其身常有牛頭栴檀之香、口中常出青蓮華香、身相圓滿具大勢力。”
説是法時彼諸藥叉羅刹、有得預流果者、其中或有得一來果者、作如是言:
”唯願菩薩且住於此勿往餘處、我今於此黒暗之地、以天金寶造窣堵波、又以金寶造經行處。”
是時、觀自在菩薩摩訶薩告言:
”我爲救度無數有情、皆令當得菩提道故、欲往餘處。”
時諸藥叉羅刹各各低頭、以手搘揌徘徊意緒、而思惟之作如是言:
”今觀自在菩薩摩訶薩捨此而去、於後誰能爲於我等説微妙法?”
觀自在菩薩摩訶薩於是而去、彼諸藥叉羅刹悉皆隨侍而送、觀自在菩薩摩訶薩告言:
”汝等而來已遠、應還所住。”
時諸藥叉羅刹頭面著地、禮觀自在菩薩摩訶薩足已還歸本處(※)。
”’時、觀自在菩薩摩訶薩、猶如火焔上昇虚空、而往天宮到彼天上現婆羅門身、彼天衆中有一天子名妙嚴耳、而常貧窮受斯苦報。時觀自在菩薩所現婆羅門身、詣彼天子所到已告言:
”我患飢餒而復困渇。”
時彼天子垂泣而告婆羅門言:
”我今貧匱、無物所奉。”
婆羅門言:
”我功所須、必應相饋乃至少分。”
時彼天子俛仰入宮搜求所有、忽然見其諸大寶器、復盛異寶盈滿其中、復有寶器滿中而盛上味飮食、又有嚴身上妙衣服盈滿宮中、時彼天子心懷思惟:
”今此門外婆羅門、決定是其不可思議之人、令我得是殊常之福!”
於是請彼大婆羅門入其宮中、持天妙寶及天上味飮食以奉供養、受斯供已而呪願言安樂長壽。時彼天子白婆羅門言:
”賢者爲從何方而來到此?”
婆羅門言:
”我從祇陀樹林大精舍中、於彼而來。”
天子問言:
”彼地云何?”
婆羅門告言:
”彼祇陀林精舍之中、其地清淨出現天摩尼寶莊嚴劫樹、又現種種適意摩尼之寶、又現種種寶池、又有戒徳威嚴具大智慧無數大衆出現其中、彼有佛號尾舍浮如來、於是聖天所住之地、有如是變化出現之事。”
時彼天子白言賢者:
”云何、大婆羅門宜誠諦説、爲是天耶爲是人耶?賢者、于今云何出現斯瑞?”
時婆羅門言:
”我非是天、亦非是人、我是菩薩、爲欲救度一切有情、皆令得見大菩提道。”於是天子既聞斯已、即以天妙寶冠莊嚴珥璫、持奉供養而説偈言:
我遇功徳地 遠離諸罪垢、
如今種勝田 現獲於果報。”
”’於是天子説斯偈時、彼婆羅門化度事訖、而出天宮即時而往師子國内;到已、於諸羅刹女前當面而立、其所現身相貌端嚴殊色希奇、諸羅刹女見斯容質、而起慾心既懷欣慕、於是移歩親近而告彼言:
”可爲我夫我是童女、未經適娉願爲我夫、今既來此勿復餘去!如人無主而能爲主、又如闇室爲燃明炬、我今此有飮食衣服庫藏豐盈、及有適意果園、悦意水池。”
告羅刹女言:
”汝今應當聽我所説。”
羅刹女言:
”唯然願聞、旨諭云何?”
“我今爲汝説八正道法、又爲説四聖諦法。”
時羅刹女得聞是法各獲果證、有得預流果者、或得一來果者、無貪瞋癡苦、不起惡心無殺命意、其心樂法樂住於戒、作如是言:
”我從今已去而不殺生、如南贍部洲奉戒之人、清淨飮食如是活命、我自于今活命亦爾。”
於是羅刹女、不造惡業、受持學處。
”’觀自在菩薩摩訶薩出師子國、而往波羅奈大城穢惡之處、彼有無數百千萬類蟲蛆之屬依止而住、觀自在菩薩爲欲救度、彼有情故、遂現蜂形而往、於彼口中出聲作如是云:”曩謨沒馱野”
彼諸蟲類隨其所聞、而皆稱念亦復如是、由斯力故彼類有情、所執身見雖如山峯及諸隨惑、金剛智杵一切破壞、便得往生極樂世界、皆爲菩薩同名妙香口。
※7 尾舍浮=毘舎浮(梵:विश्वभू[Viśvabhū])。毘舎浮[梵: Viśvabhū]:過去七仏の最初に紹介されている仏陀
※24 緊那囉=緊那羅(梵:किंनर[Kiṃnara])。インド神話の音楽の神や精霊で、仏教では護法善神で天竜八部衆の一
※20 摩護羅伽=摩睺羅伽(梵:महोरग[Mahoraga])。マハー+ラーガで「偉大なる蛇」が語源
※本来は「去り際には礼拝すべきではない」という説がある。そうすると「二度と会えないことがある」という信仰があるそうです
※8 師子国=ランカー国(梵:लन्का[lankā])。過去七仏で舞台としていて時間軸が違うこと現在のスリランカを意味する語源となったランカー島(国)とした
※9 波羅奈=ヴァーラーナシ(梵:वाराणसी[vārāṇasī])。仏教の四大聖地のひとつ、釈迦が成道後の初転法輪の地、鹿野苑がある
※62 曩謨沒馱野=梵:नमो बुद्धाय[namo buddhāya]。
《第7課おわり》