G案件は小学校5・6年生の担任・女教員Gによる2年間続く一連の「恐怖支配」教室の話となる。
小学校5年生の担任・女教員Gになって数ヶ月が経過したあたりのことだったと思う。G教員は他校から赴任してきた新しい教員で、それまでシャキシャキはしていたものの温和を装って一見すると優しい先生風であった。
クラスメイトが給食のエビフライを残してしまい、口もつけずに残飯処理に出したことに始まる(確定ではないがHくんとする)。
G教員はそれを見るやいなや「誰だ?」とし、小言から始まり、「名乗り出れないなら」、今度は、「目をつむって挙手をしろ」という。散々プレッシャーをかけて震え上がってしまったのか誰も手が挙がらなかったという(私は真面目に目をつむって待っていたので実際どうだか知らない)。
G教員はこうはじめた。「誰も名乗り出ないのであれば、お前ら全員、連帯責任だ」「絶対に許さない」「卒業まで続ける」と。
この後、卒業までの1年半の間、この件をネチネチ追求するとともに、「連帯責任」と称して、何かにつけて大げさに騒ぎ続けられることとなった。
G教員は何かにつけて、自分を正当化し続けた。「他の卒業生からはみんな感謝されている」「ボイコットするならやってみろ」「お前ら全員ゆるさないからな」。ことのつまり他の学校でも同様の「連帯責任論」で児童を小突き回してきたということだそうだ。