「短い息を知る」これだけです。
プラーナヤーナっていう難しい知らない単語に惑わされる必要もないと思いますし、志那的発想で気功の「気」が「プラーナ」と同じなんじゃね?ぐらいでいいと思いますし、きっつい運動の中でヤレ「気を感じろ」とか「気がどうの」とか繰り返し十数~二十数年(あ、+αもあるなぁ)やってましたけど「気」なんてわかりませんし見えもませんでした。で、それで、いいんじゃないかと。変にわかってるような気がしても幻想かもしれませんし、少なくとも見えているのはあなただけでしょうし、それを否定するつもりもないので、あえて”「気」なんてわかりませんし見えません“。ただそう言われて育ってきて一つの答えをもっていてそれをいうならば「数値化出来るものはすべて”気”」だと思ってもらっていいではないでしょうか。圧力から力学、量子論の確率論に至るまですべて”気”だと思ってもらってかまわないと思います。それらが拮抗や指向性やバランス・圧を生んでいます。つまり殆どは私たちの場合「数値化」できるものです。それらを生み出しているもの(力・源)も含めて『気』とか『プラーナ』なのかと思ってもらってかまわないと思われます。が、そういうオカルトやスピリチュアルの世界はいったんこっちに置いておいて、一応、ここではそれらに注目するのではなく「吸って」「吐く」、「呼吸」です。
「長い息」と「短い息」の対比に始まって、「どのような影響がある」かを知ることで、「身体に威力がどんな」に「どのようにあるか」です。
”オカルトやスピリチュアルの世界”ではじきましたが、現実にはあります。例えば血管といえば動脈と静脈ですが厳密にそれらが終端しておらず単なる網目でまとめると一本の”完全な”管で繋がっているかというとどうもそう図式化されて習いますが、生理学的には動脈サイドからにじみ出た血漿は水分として組織の中へ浸透し、大半がリンパ管に流れ込み残りが静脈サイドの血管へ流れ込む、こういう循環を微小循環といいます。浸透圧なんかも関係しています。残念ながらこういう水性の流れや分布を数値化したのって見たことなかったりします。お肌の微小循環とか、くぼんだり黒くなっていたり赤く腫れていたり私にはそれしか見えませんので説明しづらいですが、私の不勉強さゆえなのかはわかりませんが、その「数値化」は「知りません」とだけお伝えします。
そうやってリンパ管がある事によって外部からの免疫組織として成立しています。消化管との間もリンパ管で外部から防御機構として働いています。これもせいぜい特定の血球数だの物質の濃度など以外で(これまそこに”水”性の媒介がある事を前提としてますが)数値化は難しいんじゃないかと思います。まぁ、それでも熱心にお化粧品の作っている裏ではお肌の微小循環とか真剣に研究してそうですが、肌の断面図とか簡単な図式は出来ても、解剖学のように「この指のここの部分でこのように微小循環が発生して」とか一般化出来て示せるようなものにはなっていないんじゃないかと思われます。でも、ここまで書けば、見えない世界を私たちの尺度として科学的に証明出来ましたよね?。神経ならば微弱な電気信号として電圧電力など、生体の内外部で起こった情報に応答して特定の器官で分泌するホルモンとそのバランスや血中の数値、などなど、それ以外のことや魂だのをいってる方は・・・ごめんなさい、その先は、私には理解出来ませんとだけお伝えするしかなさそうです。とはいっても特定されている現象なんて、科学が万能でないのと同じようにたくさんあります。身体の中の世界の事なんて(でさえも)日進月歩だといわれていますし。
大まかの流れとして各末端の組織が脳に対してポジティブないしネガティブによりフィードバックしまた脳からの指令や分泌物を血液(水分)ないし神経ないし媒介として伝達して組織に反応を起こさせるそういう、まさに、集まりがカーヤ(kāya)ですよね。今でこそ色々言葉としてかけますけれども、すっごいこと知っていたんですね。今の段階(”身随観”ですので)ではその無意識の反応などを観察する程度になるかと思いますが、今回の「短い息」の観察を通して心地の良さであるとかもっと欲しいであるとか、ここは嫌いで遠ざけたいとか、長い息に比べると心臓が鼓動がドキドキするから感じやすさ身体への影響など観察すればいいと思います。これ自体にあまり意味があるとは思えませんが、肉体を調整しているのは実はこの呼吸です。
上に余計なことも書いたので頭パンパンになりながら観察している姿は笑えますが( ´,_ゝ`)プッ、ですので、途中はすべて外事として無視してください。あくまでも「長い息」と「短い息」の対比に始まって、「どのような影響がある」かを知ることで、「身体に威力がどんな」に「どのようにあるか」です。前回までに結構ヒント書いてました。「吽」は短い息に分類出来ますし、カパラバティやってみるのもありかもしれませんし、私のオススメは「ボックス呼吸法」かもしれません。苦しかったら止めてくださいね。無理する必要はないと思います。でも苦しくなっているということは知っておいてくださいね。